コミックシーモアなら、「無料立読み」で数ページ読むことができます！
気になった方はぜひチェックしてみてください。

鬼に家族を惨殺されてしまった主人公の竈門炭治郎が唯一生き残ったものの鬼化させられてしまった妹の禰豆子と共に鬼狩りとして生きる道へ進むお話です。
心優しく正義感溢れる性格の持ち主の炭治郎が憎いはずの鬼にも慈悲をかけ、時には人として扱い、「復習」ではなく「正義」の為に鬼狩りをしている様にとても感動します。
鬼も根っからの悪者も居れば、人間だったころに悲しい過去を持っている鬼も居て、正義とは一体なんなのかを考えさせられる作品です。

主人公の八重島麻子は体質のせいでとても汗っかき。
それを理由に昔からいじめられており、自分に自信が持てず、また容姿も地味な為引っ込み思案な性格になってしまいます。
そんな彼女の唯一の楽しみが自社製品でもある「リリアドロップ」の石鹸を使ったバスタイム。
ある時いつものように出社し新作の石鹸を眺めていると、その石鹸を手がけた名取香太郎と出会うところから物語がスタートします。
青年誌で連載していたことからお色気シーンもありますが、麻子ちゃんが名取に出会ったことで自分自身と向き合い、過去と向き合い、そして愛される事を知る物語です。
他の登場人物も魅力的な人ばかりなので、ぜひ読んでほしい作品です。

少年ジャンプで連載されていたチェンソーマン。
悪魔や武器人間、男子が好きな設定がモリモリ出てくる少年漫画です。
読み進めていくと、最初は勧善懲悪のようなバトルものかと思います。
しかし、ストーリーが進むにつれてその認識は覆ります。
味方の裏切り、伏線の回収、残酷さから愛までを短い巻数ではありながらも凝縮した漫画です。
内容は青年漫画寄りで、バトル中も残酷な表現が多く、血の表現が苦手な方には向かない漫画かと思いますが…

頭は良く天才だが卑屈屋で周りと打ち解けられない高嶺清麿と、魔界からやってきた優しい王様になりたいガッシュベルが織り成す笑いと感動のファンタジーバトルギャグ漫画です。
魔界の王を決めるためにガッシュをはじめとする100人の魔物の子供達との勝負に勝ち進んでいかなければいけないのだが、その敵である魔物の子供やパートナーにもそれぞれ友情や愛情がありホロリと泣けてしまうんです。
バトルを重ねていくにつれガッシュ達魔物の子供達の持つ魔物の本に新しい強い呪文が増えていき、その呪文の打ち合いの激しい戦闘描写もかっこよくて最高です。

とある施設で育った子ども達がエマ・ノーマン・レイの3人を中心に自分の運命から逃れる為に逃亡し、戦い抜く物語です。
これまで愛を注いで育ててくれた「ママ」が自分たちを裏切っていたことにショックを受けたエマ達は、ママにバレないように脱出計画を企てるのですが、子供たちとママたちとの知恵比べにとてもハラハラさせられます。
外の世界を知らないながらも知能の高い子ども達が協力し、次々迫りくる敵やピンチに打ち勝っていく様子はとても勇敢で、こちらが勇気づけられる作品です。

ある日、突然共食いをする専門の生き物が世の中に蔓延し、寄生された人間は人間の生命を生きる為だけに補食していきます。主人公のシンイチは右手に寄生をされただけで脳みそまでは奪われずに済んではいましたが、新一は徐々に寄生体の昆虫のような性格に徐々に浸食されていきます…。
地球環境や生きることの意味、笑うことの大切さ、涙の流す意味、ミギーとの友情、母親との別れ、人間の持つ狂気、膨大の量のテーマがわずか10冊の間に詰まった漫画史上最大の傑作です。手塚治虫を超えていると思います。

ゲームで勝つための騙しあい、心理戦がすごすぎてゲーム終了まで気が抜けない漫画です。
キャラクターが個性が強すぎる上に頭の回転が皆早いので毎回絶望的かつ不利な展開となるのですが、そこをどう挽回していくのか毎回ハラハラします。
ゲーム最終局面では、なるほどそういう手段があるのか！と騙しあいが炸裂していきます。
ストーリーが進めば進むほど主人公の秋山がめちゃカッコよく見えてきます。
劣勢から逆転する様はとてもカッコいいので、是非読んでみてください。

「SKET DANCE」で知られる篠原健太によるSF漫画で、近未来、惑星キャンプに訪れた9人の少年少女が突如謎の転移現象に見舞われ、5012光年離れた宇宙空間へと飛ばされてしまいます。
なんとか放置された宇宙船を見つけ命拾いはしたものの、水と食料が僅かであることから絶望しかけた彼らですが、知恵を出し合って惑星を渡り歩いて補給しながら帰還する方法を見つけ出し、母星を目指していきます。
作者が得意とする個性の強いキャラクターたちによるコメディテイストをベースとしながら本格的なSFの要素も散りばめられ、多くの謎に包まれたストーリーに引き込まれていきます

主人公エレンが住んでいた100年間封鎖されていた町に突如巨人が現れます。
大切な人を失ったエレンは巨人を駆逐してやると奮闘するが想像以上の巨人の恐ろしさと強さにもがき苦しんでいきます。
そんなエレンの姿をみた周りの人が感化され仲間ができていくが、本当のエレンの姿はみんなが想像するものとは異なるものでした。
巨人は悪者なのか？本当の敵は誰なのか？戦闘シーンの迫力は手に汗握る…
1度見たらどハマり間違いなしです。
キャラが個性派揃いで人間関係を見ていくのもまたひとつの楽しみです。

日本という環境で生まれ育ったり生活しているからこそ解るというか通じるような、見えないけど存在する不思議なモノへの感覚が、独特の世界観の中で描かれていて引き込まれていきます。
人々が昔から抱いてきた自然への畏敬の念のようなものを思い出すというか、読んでいて研ぎ澄まされたような気持ちになります。
主人公があまり感情の起伏が激しくなく、セリフも淡々としているので落ち着いて読み進められるし、ほとんどの話が１話ずつでひと段落するので少しずつ読むにもぴったりです。

小さい頃からヒトではないものが見える高校生の主人公がひょんなことをきっかけに死神になってしまった。
高校に通いながら、死神として自分の住む町を大切な人たち守るため、どんどん成長していく。
その中で死神の世界に行って、ある事件に巻き込まれ、今度は死神と虚や破面との決戦に参戦したり、滅却師との因縁の戦いに巻き込まれたり、そんな中で大事なものを守るために身体も心も成長していく物語です。
この漫画はたくさんのキャラクターと能力が出てくるので好きなキャラクターが1人はできるかもしれません。

「鋼の錬金術師」は、世界的に有名な作品で、海外ファンのリアクション動画も多くあります。
何と言ってもこの漫画の魅力は、「文句のつけようのない物語の締め方」です！作中では、錬金術に関する謎、国家に関する謎、ラスボスの正体についての謎など、様々な伏線が張られていきます。しかも、一人一人のキャラクターにそれぞれ悲しい物語があり、それらも物語の重要な要素になっています。
しかし、これらの伏線、そしてキャラ達の最期をしっかり回収して完結しているんです！アクションや錬金術を使ったバトル、心にくる感動シーンも多いですが、物語の展開と終わりの美しさが、この漫画を最高級のものに仕上げています！

定食屋の息子である幸平創真が名門料理学校の遠月学園に入学し、持ち前の調理技術での活躍とその後の成長を描く料理漫画です。
中学卒業後に実家の定食屋を継ごうとしていた主人公の幸平創真は、ある日父親である幸平城一郎の命令にて遠月学園に入学することになり、仲間たちと切磋琢磨し、料理人としての腕を磨いていきます。
この作品には二つ特徴があります。第一に料理の美味しさの表現が今までの料理漫画にない表現で興味深い点です。
第二に料理の知識が実際の生活に活かすことができる点です。
食に関して、料理研究家が監修しており、目から鱗な調理工程や食材の知識に毎回驚かされます。

人から良く思われたい、尊敬されたいという欲望から、
常に優等生を演じている主人公の宮沢雪乃のちょっと風変わりな恋愛ストーリーです。最初は勢いのあるギャグ漫画かと思ったら、だんだんとシリアスに…
主人公の心理描写やその恋人の過去などから自分の生き方を考えさせられます。その他に登場するキャラクター達もみんな個性的！
1人1人のエピソードも見どころです。ちょっと変わった恋愛ストーリーが好きな方におすすめです！

矢沢あいさんの大人気マンガ『ご近所物語』の続編作品です。
受験勉強に追われる主人公の早坂紫が、夢に向かって精力的に活動する矢沢芸術学院の生徒達と出会い、友情や恋が芽生え自らも夢を見つけて行く物語です。
個性的なキャラクターが登場したり、ご近所物語の主要キャラクターが大人になった姿も見れます。
ただ普通の毎日を送っていた紫でしたが、夢に真っ直ぐにつき進む面々が紫を刺激し、モデルになるという夢を見つけ次第に魅力を開花します。

こちらは少女漫画界の巨匠・矢沢あい先生が描く青春恋愛漫画です。
舞台は高校のとある生徒会、そのメンバーを中心にストーリーは繰り広げられます。
主人公は人をハッピーにする笑顔と元気の持ち主・翠ちゃん。
翠ちゃんが恋して病まないのがリーゼント頭の硬派な生徒会長の須藤晃です。
2人は必然と結ばれるのですが一筋縄では上手くいかずという王道のラブストーリーです。
まず魅力的なのは20年前に発売されたとは思えないくらいおしゃれで絵が上手です。
またキャラクターが主人公からサブキャラまで全てが魅力的で愛おしいです。
自分でもこんな青春時代を謳歌したかったと思える素敵なストーリー、そして色褪せないクオリティーです。

京都に物づくりを行う人たちが住む長屋があります。
ろうそく、本の装丁、銀細工、若い世代が住んでいます。
喫茶、花屋もギリギリOK。
万華鏡専門で制作に励む人がいます。
仕事を頼まれる風景、納品へのやりとり、どれをとってもキラキラしています。
谷崎潤一郎を思い起こさせるナオミは、喫茶店にケーキを持ち込み、パリで修行まで考えます。
世界にひとつしかないの物を手作りしていく住人の、お互い適度に距離を置きながら暮らしぶり、一度覗いてみませんか。
年齢層上気味な、手描き友禅弟子取りの話は、ちょっとしみじみ泣けるかも。

本作の作者は「漂流ネットカフェ」や「ぼくは麻理のなか」で知られる押見修造先生です。
押見先生の作品はどれも人に知られたくない感情をリアルに曝け出す表現がとても上手です。
本作「惡の華」も、誰もが思春期の時代に抱えていた、将来や今の自分に対する漠然とした不安を痛々しいほどリアルに曝け出してくるのです。
本作の主人公である春日高男は普通の中学生で、あるきっかけからクラスのマドンナの佐伯と付き合うことになります。
しかし、過去に佐伯の体操着を盗んでいたことが同じクラスの仲村にバレてしまい、そのために春日は仲村に翻弄され、次第に春日の心の内側にある黒い側面が曝け出されていくのです。

2017年に日本SF大賞を受賞している白井弓子によるミリタリーSF作品です。
遠い未来の植民惑星における戦争を舞台としたハードSFで、20年に及ぶ戦いの中で劣勢を強いられる小国が、空間転移能力を持つ原生生物の胎児を女性の子宮に移植することで軍を空間転移させることに成功し、戦況の巻き返しを図ります。
主人公はその部隊に所属する女性たちで、現代とは全く異なる世界でありながら、そこで語られる彼女たちの苦悩や自立する姿はまさに現代における女性問題をテーマとしており、深く考えさせられます。

アビスのような童話要素を取り入れたダークファンタジー漫画です。
全24巻で、アニメ化もされています。
主人公のオズが無実の罪で監獄に囚われるのですが、アリスという謎の少女と契約し、監獄を脱出すると10年後の世界にいたところから物語は始まります。
イラストが綺麗なだけでなく、ストーリーの展開もとてもしっかりとしており、それぞれのキャラクターの秘密が次々に明らかになっていきながら物語も進んでいくのでキャラにもストーリーにもとても引き込まれます。
面白いシナリオが好き、ダークファンタジーが好きな方におすすめな作品です。

メジャーは野球漫画で、主人公茂野吾郎の成長が幼少期からラストまで描かれてる漫画です。
父親をプロ野球選手にもつ3歳の吾郎。夢はおとさんと同じプロ野球選手になる事。
吾郎の波瀾万丈な人生がなんかすごいなと感じさせられるし応援したくなるし一つのことに真っ直ぐに熱心になれるっていいなと思わせられる漫画です。
いろんな挫折を味わいながらも夢にまっしぐらな吾郎にすごい惹かれるし最後まで一気に読んでしまえるスポーツ漫画ずきにはたまらない漫画だと思います。

主人公の黒子テツヤは100人以上の部員を抱え全中3連覇を誇る強豪校の帝光中学に所属していました。
10年に1人の天才が5人同時に在籍していた頃の帝光の強さは物凄くその世代はキセキの世代と呼ばれるほど有名でした。
帝光中学を卒業した黒子は誠凛高校に進学してバスケットボール部に入部して火神大我と出会います。
黒子は打倒キセキの世代に向けて影として火神という光を日本一にすることを決意します。
黒子と火神はキセキの世代が進学した強豪校や様々な学校と戦いウィンターカップ優勝を目指していくというバスケ物語です。

高校生になったらダンス部に入ろうと決めていたはずなのに、何故かダンス違いで社交ダンス部に入部してしまった荻野目夏と部員たちの物語です。
ヒップホップが踊りたかった、という夏ですがどんどん社交ダンスにのめり込んでいきます。
また、高校生という多感な時期特有の悩みが多く、部員それぞれを焦点に合わせて話が進んでいくのも良かったです。
遠い将来のことや身近な恋愛のことなど、読む年齢によって様々な感想を持つと思います。
青春はキラキラしているだけでなく、時には痛いこともあります。
そんな感情が胸に迫ってくる作品です。

千葉県浦安市に住む過剰に元気な小学2年生・大沢木小鉄（こてっちゃん）とその家族や友人たちの日常を描いたドタバタ系ギャグ漫画です。
基本的にギャグ漫画らしい明るいノリで進行しますが、一部の登場人物はシビアな背景や過去を持っており、シリアスな回が時折見られます。
もう一人の主人公といってもいい大沢木家の大黒柱の小鉄の父（大鉄っつぁん）もかなりの曲者で、漫画内でも度々問題を起こし引っ掻き回します。
週刊少年チャンピオンに長年連載され、当時の小学生にも大人気でした。

宇宙人が襲来した江戸時代ＳＦ。
万事屋を営む坂田銀時、志村新八、神楽の３人が江戸に巻き起こる様々な事件を次から次に鮮やかに面白く解決していきます。
その中で徐々に広がっていく人間模様。
江戸と幕府を守る新選組との対立と妙な連携が生まれたり、江戸転覆をもくろむ高杉晋作率いる鬼兵隊との長きにわたる戦いがちりばめられていたり。
かなりの話数がギャグ路線の強烈にしょーもないコメディパートですが、その間に挟み込まれる長編パートがとてもシリアスでかつ読み応えのある感動的ストーリーとなっています。
攘夷戦争時代の悲しい過去と暗い影がちらつきながら、今を飄々と生きていく銀さんが本当にカッコいいのです。ぜひ一読あれ！

主人公・桂木弥子の前に、ある日突然「脳噛ネウロ」という魔人が現れます。
この魔人は『謎』を食糧としており、事件を解決することで腹も満たされるという、とても特殊な魔人だったのです。
正体を隠すため、ネウロは弥子を探偵役に仕立て上げ、この二人が事件を解決していく漫画です。
ここまで聞くと、ミステリー漫画かな？と大半の人は思うでしょう。
実際、読んでいても最初はミステリーのように感じます。ですが、読み進めていくうちに、「あれ？ミステリーじゃないな？」と気付きます。
これは、ほとんどギャグ漫画なのです。
かなり個性的過ぎるキャラクター達や、ネウロと弥子の漫才のようなノリ。
何故かハマってしまう世界観でオススメです。

ごくありふれたタチバナ家の日常を面白く描写された作品。
主人公、高校生の長女みかん、中学生の長男ユズヒコ、いつもパワー全開でムードメーカーの母、サラリーマンで一家を淡々と支える父。
家庭内のエピソード、それぞれの人間関係をホッとする絵のタッチでテンポよく描かれています。
誰でも経験したであろう学生時代の日常や母親、父親、兄弟とのやり取りが面白いです。
アニメ化、映画化もされました。
2019年よりAERAにて新連載が始まっています。

アメリカに暮らす瑞樹は陸上の高跳び選手佐野を雑誌で見て一瞬で魅了されました。
どうしても彼に会いたいと瑞樹は髪を切り、佐野のいる日本の男子校へアメリカの高校から編入します。
彼女は男子生徒として寮に住むことになりますが、そのルームメイトが佐野でありびっくりします。
男の子らしく振る舞いながらもふとした時に出てしまう女の子らしさで佐野の友達、中津に男の子として好きになられたり、寮長難波と仲良くするだけで彼のファンである中央に嫌がらせされたり毎日刺激がいっぱいです。
いつ佐野に女の子であることがバレるかハラハラするストーリーです。

最初は、男性主人公の播磨健二、女性主人公の塚本天満、二人の主人公の目線から物語がスタートします。二人共同じ学校にいて、恋を追いかけています。
最初の二人から始まった恋愛が絡む物語が、後には学校の他の人物も絡むことによって複雑化して行きます。
多くのキャラクターがいますが、それらは賑やかしのおまけではなく、各員の目線で青春の物語が展開していきます。
人物Aが動く裏でBはこういう動きをしていたというマルチサイド展開もあり、ギャグテイストながらも伏線回収を気持ちよく行うシナリオが魅力でした。
登場人物が個性的で面白く、女性陣は皆可愛いのでそこも見所となっています。

過疎村の日本家屋で一週間お供えをすれば、百万円もらえるバイトが回ってきました。
掃除をして、ご飯、漬物、汁物、水、と毎食同じメニューを供えればいい、それだけで百万円です。
ファミレスで厨房を担当する主人公には物足りなく、自分の分をちょこっと作ります。
すると無言のおねだりの気配がします。
いや、何か気配はすると思っていたけれど、まさか振り袖姿のおかっぱな女の子が、この屋敷に住んでいるなんて。
少女は昨日の晩ごはんもおいしかったと満面の笑顔です。
お供えのこと？
こうして、座敷童に、料理を出す日がはじまりました。
フレンチトースト、プリンにパスタ。
カレーは甘口が大好きで、唐揚げには、神社のキツネも登場です。

吸血鬼の父と狼女の母から産まれた、ドジな蘭世が人間界の学校に通うことになり、正体がバレないようハラハラドキドキの生活が始まります。
真壁くんに恋してしまい、さらに大興奮の学園生活に。人間との交際に両親から大反対されるものの、人間だと思っていた真壁くんは、実は蘭世と同じ魔界人で、さらに彼は魔界の王子さまと判明します。
蘭世の恋は障害だらけでした。
一途な蘭世と、魔界の闘争に巻き込まれ蘭世を守るカッコイイ真壁くんがどちらも魅力的で、物語に引き込まれます。

恋愛に縁がなく仕事に生きると決めた独身女性が古民家を購入して一人暮らしをしているところから始まります。
年金や孤独死など老後の心配をしている主人公にとても共感がもてました。
古民家についてもどんな利点や不利点があるのかも知ることができます。
突然現れた古民家ラブのハイスペック男性との恋愛はなかなかないシチュエーションなので、リアリティにはかけますが、漫画の中ということで楽しめます。

家庭裁判所の判事、桑田は極めて有能かつ温厚な人格者ながら風変わりな人物。
植物に造詣が深く、鉢植えに話しかけることもしばしば。
そんな彼が手がけると、事件は時として思いもよらない真実を明らかにする。ある時は凶悪犯罪を犯した少年の心の傷を見つけ、ある時は遺産相続で歪み合う兄弟への亡き父親のメッセージを読み解いたり。
全体的には人間の光と闇を描くニューマンドラマですが、タイトルの「栽」の字のように植物に関する考察がとても深い作品です。
ある少年が草むらで暴れ草を引きちぎります。
それを見守っていた桑田判事は静かに「君はその草に勝てない。
なぜならその草は君がちぎった所から更に増えていくから」深い物語です。

菌が見える不思議な能力がある主人公と、農大の仲間やその周りの出来事を描いた漫画です。
コスプレ要素や、海外に舞台が変わるところもあって全体的に面白要素が盛り込まれていますが、恋愛漫画やアクション漫画にない雰囲気が楽しいです。
絵の線が力強く、好みが分かれるところですが、農大や発酵食品や菌類などに興味のある人なら面白く読めると思います。
あと、登場人物が個性的なので、ストーリー展開が独特でそこもまた面白いです。

主人公は見た目は冴えないちょっと不器用な眼鏡男子高校生町田くん。
しかし彼は人が大好きで決して人のことをバカにしません。
町田くんの周りにいる人々はがっちり町田くんに心を鷲掴みされています。
ああもうダメかもと思った人に町田くんがかける言葉に私達の心も癒やしてくれます。
そんな町田くんを囲むメンバーも個性的でにぎやかなメンバーばかりそして優しい世界が広がっています。
町田くんに救われた美人な同級生の猪原さんとのラブ要素もあり最後はとっておきのハッピーエンドを用意していています。
人間関係や現実社会に疲れて嫌になってしまったあなた、ぜひ町田くんを一度ご覧ください。
明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。